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【秋嫌い必見】特定の季節に落ちこむ人の対策法!季節性情動障害とは?

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季節性情動障害 記事 秋嫌い

こんにちわ、ピナコです!

 

みなさん突然ですが、苦手な季節ってありますか?

 

私にはあるんですよ!!

それは「秋」!!(嘆)

 

※秋が好きな人、すみません。

 

これは、単に暑い寒いの好き嫌いではなく、特定の季節になると、落ち込んだり、情緒が不安定になるような意味合いの「苦手な季節」ということです。

それもたまたまその年だけとかではなく、毎年自己コントロールに困難を極め、乗り越えるのが大変なんですよ。

 

正直、どのくらい共感してくれる人がいるかなーーと思いながら書いています(笑)

 

経験上、おそらくこのような性質を持つ方は多くはなく少数派だとは思いますが、少なからず同じような人もいらっしゃると思います。

 

今回は私のように「特定の季節になると精神的に苦手」というような季節のある方に、私の経験談や状況も含め、その季節の乗り越え方を書いていこうと思います。

 

こんな方におすすめ

 

  • ある特定の季節になると情緒が不安定になる性質がある
  • 特定の苦手な季節の乗り越え方を知りたい
  • 毎年なんとなく嫌いに思う季節がある

 

特定の季節に気分が落ち込む性質とは?

冒頭でも書いた通り、私は秋になると気持ちが不安定になります。

この性質は「気温や気候の好き嫌い」の問題だけではなく、特に何か嫌なことがあったわけでもないのに心が不安定になったりするのです。

 

その程度は人によるので、もしかしたら気づいていない人もいるかもしれません。

 

いったいどんな現象なのか、私の例にはなりますが具体的に何がどう苦手なのか、紹介します。興味本位でも見てみてください。

苦手な季節(秋)に起こる気分の変化

秋に毎年やってくる私の現象です。

 

  • 突然悲観的になる
  • 意味もなく涙が流れることがある
  • 晴れていてもなんか悲しい
  • 寝つきが悪い(睡眠の質が低い)
  • 起きた瞬間に仕事のことや不安に思っていることを考えてしまう
  • 謎のホームシック(年齢関係なく)
  • 心配性になる(自分の発言大丈夫だったかな、、的な)
  • 気分が上がらない日が続く
  • 食欲が落ちる
  • 不安が多くなる
  • 人といても寂しい気持ち
  • 天気がよくてもその秋晴れな感じがすごく嫌(13時なのに15:30時ぐらいに感じる日差し的なものが無理になる)
  • ブタクサ花粉で鼻がぐすぐす
  • 意味もなくイライラするときもある

 

 

はい。ざっとこんな感じ。

超大変ですよww!!!なんなのよこれ!!!自分がめんどくさい!!(笑)

 

女性だと、ちょっとPMS(月経前症候群)に似ているような現象でしょうか。自分でもコントロールが難しい謎の感情・気分が一定期間続くという感じです。

 

いつもだったら大丈夫なことも、大丈夫じゃなくなります。結構辛いんです。

しかも、風邪のように万人が経験するような物でもない分、理解してもらいにくいものでもあるだけに、自分との戦いです。

 

もし、上記に少しでも当てはまるものがあったとしたら、あなたも多少は苦手な季節があるのかもしれません。

 

気分の変化が起こる時期と期間

私と同じく秋型の場合、だいたい9月〜11月にかけて起こると思います。

始まる時期、終わる時期は年によってまちまちですが、だいたい9月中旬〜11月上旬ぐらいです。

 

ちなみにこの現象は、その期間が終わるとパッと晴れたように元気になります。

心配だったことも、気にしていたことも、この期間が終わると(冬になると)、「たいしたことじゃないじゃん!」と気にしないで過ごせます。

まるで梅雨明けのようになる感じです。

 

でも梅雨の間(苦手な季節の間)はどうしてもコントロールが難しいんです。

 

秋への苦手意識はいつから?年による違いは?

記憶をたどると、小学生の頃にはもうすでに秋が嫌いでした。

空気の香り、暑いんだか寒いんだかわからない感じ、すぐ風邪を引きがちなこの季節が小さい頃から嫌いなのは自覚がありました。

 

年による程度の違いは毎年あります。

どう頑張っても立ち直れない重度な年もあれば、意外と気づいたら冬になっていたという年もあり、その年の運ですw

 

ただ、社会人になってから全体的に重くなったようには思います。多分抱えている責任感だったり、持っている案件の難易度具合だったり、学生の時のように軽く流せない状況もあるので、負のスパイラルにハマる度合いは大きくなったなとは思います。

 

特定の季節に起こる気分変化の原因

毎年毎年訪れるこの現象。あまりにきついので、「秋が苦手な原因」を自分なりに分析してみました。

 

原因がわかっていれば、少しは心構えができます。

 

ここまで読んで、もしかして自分も同じかも!と思った方は、原因を把握するだけでも乗り越えるのが多少楽になると思います!

 

①夏が好きすぎる

海 夏の写真

秋が嫌いな人の特徴の中には、夏好きの人が多いと考えられます。

夏は暑く、人も行動的で日が長く、夜も活気がありますよね。

しかし秋になるごとに日が沈むのが早くなって肌寒くなってきます。

おそらく、完全に寒くなる冬よりも、夏から秋への「どんどん寒くなってくる」変動についていけない、受け入れられないというのが大きいと思います。

 

まだ夏に終わってほしくないという葛藤がこの現象になっているのだと考えています。

 

②体調を壊し気味

一般的に季節の変わり目や、特に寒くなる季節は体調を壊しやすいですよね。

私は喉が弱いので、乾燥してくる秋に追いつけず、秋に風邪や咽頭炎によくなります。

そのため、「体調を壊す季節」という認識が小さい頃から先入観的にあるかもしれません。体調を壊しやすい方はとにかく予防に努めましょう。

 

③自律神経の乱れ

季節の変わり目という一環で普通に自律神経が乱れている可能性。

これは自分で対策を打ちやすいので、ヨガ、呼吸法などを積極的に行います。

(対策法の項目で自律神経の整え方の記事貼っておきます。)

 

④季節性情動障害の可能性

この単語、ご存知ですか?

私はつい最近まで知りませんでした(笑)

 

季節性情動障害とは、「特定の季節になると気分の落ち込みや身体のだるさ、疲れなどが起こる気分障害」のことなのです。

 

え、まじかーーー!障害なのこれーーーーーー!!!!!!w(衝撃)

 

という衝撃と共に、「この現象はわたしだけじゃなくてちゃんとこういう名前のあるものだったんだ!!」という逆に安心感もありました(笑)

 

別名、季節性うつとか、冬季うつ病ともいうらしい。

 

うつはちょっと大げさな気もしますが、「冬季」と絞られているのをみると、寒い時期に起こる人が一定数いるのだろうと推測できます。

 

 

季節性情動障害の主な特徴として

 

  • 秋や冬に発症するケースが多く、その季節が終わると治る
  • 高緯度地域に見られることがあり、「日照時間が短くなること」に関係しているとされている
  • 倦怠感、気力の低下、睡眠障害なども現れる

 

逆に暑い国では夏型があるらしく、秋になると治るという種類もあるようです。

日本だと一般的には秋や冬型が多く見られるようです。

 

そういえば確か2017年の10月は晴れている日がほとんどなく、日照時間が著しく低かった年で、この年の私の秋特有の症状はそれはそれはひどく重度だったのを記憶しています。

 

なんか名称を聞いてしまうと聞こえは悪いですが、一定期間の話だし、逆にちゃんと名前のあるものだからもはやこうなっても仕方ないんだ!と割り切ることもできますw

 

あとは、もしかしたら感受性が豊かなのかもしれないとも思います。

四季の匂いとか、情緒を敏感に感じ取れるからこそ起こる現象かもしれません。

 

季節による落ち込みの対策法 〜私が行なっている対処法〜

特定の季節に起こるある種の気分障害は、コントロールが難しいところもありますが、少しでもその程度を軽くするためにできることがあります!

 

以下、私の行なっている対策方法を紹介します!

(ちょっと変わった心持ちもありますがそれも大事ですw)

 

①少しでも寒い思いをしないようにすること

夏から秋になる時、まだまだ暑い日もあれば、突然に寒い日もありますよね。

そこで、夏はまだ終わっていないと思って夏の格好をしていると風邪を引きます。

9月からは残暑に期待せず、もう秋だと思って少しでも肌寒い日はストールをしましょう。

 

寒い思いをしないようにすることで、体感温度を夏に保ち、秋を感じないようにすることは毎年私が工夫している点ですw

 

ちなみに私の史上最速マフラー装着日の年は8月31日でした(周りからの視線が痛かった)←この年は冷夏だったんですよ!!!!

 

②自律神経を整える

秋に限ったことではないですが、季節の変わり目には自律神経が乱れがちです。

ただ、自律神経はある程度コントロールもできるので、秋はヨガや呼吸法をいつもより定期的に行なって自律神経を整えます。

↓自律神経を整える呼吸法の記事はこちら。

www.pinakoblog.com

 

③夜湯船に浸かる

自律神経を整えることにもつながりますが、湯船に浸かるのが大事です。

夏はシャワーで終わらせがちですが、湯船に浸かることで疲れの取れ方が変わり、寝つきを良くし睡眠の質を上げることにつながります。

 

秋になったら熱めのお湯に入り、入浴剤などで香りを楽しみながらその時間を楽しむことで身体をリラックスさせてあげましょう。

 

④日光浴

過去の経験からも、日照時間が短いと症状が重くなるので、できるだけ休みの日に外出をして日に当たることを心がけています。

 

夏で海に行って日の光をたくさん浴びると疲れてぐっすり眠れますよね。

秋になって急に日に当たる時間が減らないように、レストランでテラス席にしたり、公園でのんびり日にあたりながら本を読んだり、秋にバーベキューをしたりと、できるだけ日に当たるようにします。

 

⑤何事もライトに!深く考えない

本来深く考えることはとても大事なことなのですが、自分の苦手な季節がやってきた時は、努めて思いつめて考えないようにします。

自分の気分がおかしい時は考えたところで生産性がなかったり、無限ループして不安になったりするので、「ライトな気持ち」で気楽に何事も取り組むようにしています。

 

責任感が強すぎると、自分がいけなかったんだとか思いがちで、それをこの季節にやってしまうと立ち直れないのでw、ある程度棚に上げながら過ごして行きましょう。

きっと多くは自分が思っているほど、心配しなくて良いことばかりなはずです!

 

⑥楽しい明確な予定をたくさん入れる

嫌だと思って過ごすのも辛いので、楽しみになる予定を入れまくりましょう。

私は会社にお盆休みがない分好きな時期に取れるので、最近は秋に長期休暇をとって旅行の予定を入れます。

 

その他、美味しい秋刀魚を食べる、とかもみじ狩に行くとか、友達と会う予定を入れたり、具体的に楽しみにできるような予定をたくさん入れます。

 

イベントがあると、毎週それを楽しみに過ごすことができるので、そうこうしているうちに冬になって秋が終わっているようにしましょう(笑)

とにかく楽しく!楽しく過ごしましょう。

 

 

さいごに

もし、特定の季節に気分が落ち込んだり、倦怠感が凄かったり、自己コントロールが難しい症状になった場合は、「季節性の気分障害」かもしれません。

 

障害といっても別にびっくりすることなく、一時的な季節による現象がちゃんとあるということです。

 

日本だと秋や冬になることが多いのは、その季節の日照時間が影響していることがあるので、日に当たったり、呼吸法や湯船に浸かることで自律神経を整えましょう。

 

友達や家族との楽しい予定を入れながら、無理しすぎたり、考えすぎないようにライトに過ごしてその季節が終わるのを待って入れば大丈夫です!

 

私は今年も、ここに書いた対策をして、秋が終わるのを待っています(笑)

自分の性質がわかれば向き合い方もわかるので、もし同じような現象の方はぜひ参考にしてみてください!

 

ではまた!